ヨガを知り、ヨガを発見し、ヨガを感じよう。
新しいヨガのライフスタイル誌。
yogis(ヨギス)とは心身についてのみならず
精神的な面における学びも行うヨガの実践者のことを指します。
本誌は、ヨガの知恵を学ぶだけでなく、ヨガのある生活がいかに楽しく、人生を豊かにするのかを
さまざまな人の言葉や体験、生き様などから紹介しています。
ヨガ好きな人、ヨガを知らなかった人が、日常にあるヨガに気づいていく一冊です。
美しい写真と表現力豊かな写真、シンプルかつ洗練されたデザインと、
読み進めるごとに深みを増す文章。
雑誌という総合芸術の世界観を愉しみながら
いつまでも錆びることのない知識と読みながら自分に還る時間を本誌とともに。
最新号
Vol.8
2025.1.30発売
ヨガの道徳律 ヤマとニヤマ
ヨガ哲学のスタートは「ヤマ」と「ニヤマ」を知り、理解することだ。ヤマとは「禁戒=人とのつき合い方」、ニヤマとは「歓戒=自分とのつき合い方」。それぞれに五つの項目があり、ヤマは非暴力、嘘をつかない、盗まない、適切な関係を持つ、欲張らない。ニヤマは清潔にする、十分持っていると気づく、鍛錬する、学習する、自分を信じる。どれも人が社会で生きていくためのシンプルで根源的な道徳律だ。
Vol.8
最新号のご紹介
[The yogis magazine]Vol.8の特集テーマは「ヤマ・ニヤマ」
今回はヤマ・ニヤマをいつもよりさらにフカボリしている。ヤマとニヤマの五つの本意を知ると、言葉だけでは理解できず、実践しづらかったことがよりわかりやすく見えてくるだろう。

また、ヤマとニヤマをどのように実践しているかという、16人の先生達による回答、人間関係、お金とのつき合い方などをヤマとニヤマの視点で考え、禅の十牛図と対比し俯瞰することで、ヤマ・ニヤマの理解をさらに深める。

ヤマ・ニヤマの出展はヨガの教典にある、悟りに至るための八つのステップだが、今回はこれを「ヒーローズ・ジャーニー」としても捉えて解説。ヨガの哲学がより身近に感じられ、理解を早めるヒントも提案している。

ヤマとニヤマについて、改めて知ることは、自分自身の生き方への気づきや確認にもなる。ぜひ、じっくりと読んでみてほしい。
アシュタンガヨガのグルジ・シャラート追悼
小特集は、2024年、突然亡くなった世界的に人気の高いインドの古い流派を率いるグルジの追悼特集。コロナ前にインドで行ったインタビューを再掲載したが、ここで語られたのは、シャラート氏が大事にしている「ヤマ・ニヤマ」についてだった。まさに今号の特集とマッチしている言葉に深い感動と切なさを感じる。さらに、日本の友人や弟子達からの思い出話も紹介している。シャラート氏と交流した時間や空間のさまざまなエピソードが語られる。
小企画もボリュームたっぷり
巻頭では、仙台でヨガスタジオとヴィーガンレストランを営む、ヨガティーチャーの夫婦の暮らしぶりと考え方を取材しているライフスタイル。二人のヨガ愛にあふれたクリエイティブな生き方が興味深い。

ファッション特集はトップス、アウター、ボトムス、プロップスをカタログのようにわかりやすく、丁寧な説明で紹介。生物学者・福岡伸一先生、婦人科医・高尾美穂先生らの連載、政治学者・中島岳志先生の語る「自己の見つめ直し」の大切さなども読み応えたっぷり。「Are you yogis?」では杉原千畝氏を取り上げ、その功績とヨガにつながる精神をひもとく。
沖縄でヨガをしてみたくなるようなトリップ企画
2024年11月に行われた「沖縄げんきフェスタ」。ここで行われたヨガの模様をレポートしつつ、沖縄のヨガ旅を紹介。穏やかな沖縄の海の写真からスタートし、ロードムービー風に進むその中出てくる人達の空気感は、思わず微笑んでしまうのではないだろうか。暖かい沖縄の風を感じる。隅から隅まで見逃せない本だから、時間をかけてつきあってほしい。監修の先生達の言葉が深く染み渡ってくるはずだ。

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About

The yogis magazineについて

ヨガをライフスタイルに取り入れる暮らし方
ヨガを知り、発見し、感じることがテーマの新しいヨガのライフスタイル誌。ヨガの知恵を学ぶだけでなく、ヨガのある生活がいかに楽しく、人生を豊かにするのかを、さまざまな人の言葉や体験、生き様などから紹介していきます。ヨガ好きな人、ヨガを知らなかった人が、日常にあるヨガに気づいていく一冊。ヨガを深める人も納得の、本当のヨガが詰まっています。