SRI.RAMANA RITA YOGUE Presents. 明るい花の明花。モデルになる
「太田明花」。
明るい花で「はるか」。愛知県の安城市という田舎町で生まれた私の
幼少期は、田んぼのあぜ道を走りまわり、春にはつくし取りに精を出し、夏にはセミの幼虫を捕まえてはカーテンにくっつけて孵化をさせたり、田んぼからヒルをすくい上げて乾かして遊んだり (ひどい笑)、お休みには川遊び。この草で作る草笛がどんな音がするのか、どの花の蜜が1番おいしいか、どの葉っぱで船を作れば、1番早く流すことができるかを知っている子供でした。
好きだったことは、雑草の中の小さな花を見つけて花束にして母にプレゼントすることと、花で色水を作ること。
オシロイバナを透明な袋に入れて揉むと、綺麗なピンクの水が出来上がり、それを光に当てるとピンクの水と色の抜けた花の繊維が透けて見えて、それを眺めながら「綺麗だなあ」と感じる瞬間が大好きでした。
オシロイバナの花が咲いている時期にはほぼ毎日それを作り続け、前日に作った色褪せて茶色になった水の袋には目もくれず、また新しいピンクの水を作り続けていました。母はそんな私の姿を見て「片付けて」と声もかけず、何も言わず捨ててくれていたのだなと、今思い出しても、その瞬間に集中させてくれたことが本当にありがたいと思うほど大好きな瞬間を味わっていました。

中学一年のときに私がモデルの仕事を始める事になり
その時父と母が離婚し、母、妹と3人で上京しました。
20代本格的にモデルの仕事をするようになり『VOGUE』や海外の雑誌を読み漁り
90年代にスーパーモデルブームを作ったクリスティ・ターリントンやリンダ・エヴァンジェリスタのような表現者になって「モデルとして食べていけるようになりたい、モデルとして成功したい」と、どんな仕事も受けるスタンスで様々なCMや広告のモデル活動をしていました。
23歳の時、あるハンバーガーのCMのオーディションで久しぶりにハンバーガーを食べました。
そこで私はその仕事を取るために、お金を稼ぐために精一杯の芝居をしました。
オーディションのために用意された、カピカピに冷たくなったハンバーガーを
「美味しい〜〜」といって食べる。
頭の中では
「うわ〜ハンバーガーっていうかお肉食べるの何年ぶり?」
「冷たくてボッソボソで美味しくないな」
と思いながら食べ切って、オーディションは終了。
後日事務所から「CM決まりました」の連絡に、
「嬉しい!」よりも
「なんか…全部嘘だ」
となんだか心がイガイガする感覚を覚えました。

モデルとしてのキャリアを積むために、お金を稼ぐためにCMや広告をやってきたけれど、それらの商品は子供達に心からおすすめできるものではないし、
実際に使ってない私がモデルとしてそれをPRすることはそれはすべて嘘だよな…。
そんな風に自分のモデルのあり方に葛藤していた頃、神奈川県の藤沢市にあるほうとつと発酵料理を提供する料理店「へっころ谷」に出会いました。
文=太田明花(おおたはるか)
Profile
モデル、ブランドディレクター、イラストレーター。『The yogis magazine』の表紙モデルを務め、ヨガのポーズを描いたイラストが人気の『SRI.RAMANA RITA YOGUE』のブランドディレクター兼イラストレーター。モデルとしての感性とクリエイティブの視点を生かし、表現とものづくりの両面からブランドの価値を形にしている。自身や実妹の病や症状をきっかけに健康の大切さ、尊さを知り、自然なもの、オーガニックなものを中心とした生活を好む。また犬、猫をはじめとした動物全般が大好き。夢は動物と暮らすこと、動物が幸せな社会を作るお手伝いをすること。Instagram:@haruka_haruka_/@sri.ramana_rita_yogue 🧘♀️