ヨガと食事は密接な関係があり、またヨガをする人達が食べることについて考えるのは、ヨガを深めるのにも有効だ。何を食べるか、どのような調理をするか、どう食べるのか、どういう意識で食べるのか。口に入れて食べるだけでなく、口に入るまで、体から出るまでといったことを含めて、その一つひとつを所作のように丁寧に観ていくことでその先にある未来の自分が変化していく。今号は、ヨガと食事の関係、ヨガをする人達に口に入れてもらいたいもの、それらをヨガをする人達の「食哲学」として紹介していく。
料理研究家・土井善晴氏登場!「食べる」とはどういうことなのか?
一汁一菜を提唱し、「食べる」ことについて深く哲学する、料理研究家の土井善晴氏。食べるとは作ることから始まり、人と人の関係を作るものであり、文化を育むことである。では、ヨガとの関係は? 土井氏は食べることの中にヨガをみいだす。食という宇宙を旅する土井氏が語る、食とヨガの関係に感動する。
「食べる」の中にあるヨガを探っていく。そしてヨガをする人達の食へのこだわり
ヨガと食事という関係の中から出てくる疑問や雑学が面白い。例えば、ヨガをする人が食べたいもの、プラーナ(生命エネルギー)は食事なのか? ヨガをする前と後の体の変化と水、肉は食べてはいけない? コーヒーとのつき合い方、ホットヨガと胃腸の関係…など。知っておきたいこと、知っていたら人に話したくなる話題満載。また、人気インストラクター達は何を食べ、またどうしてその食事に行き着いたのか。自分らしく生きるというライフスタイルの中で選ばれてきた食のスタイルを紹介。
第2特集は「ヨガ的食材と調味料のアレコレ」
ヨガをする人達にオススメ、ぜひこだわって選びたい、さまざまな食品と調味料を、その選び方から紹介するカタログ。米・雑穀、小麦粉・米粉・パスタ、野菜・フルーツ、肉・魚・卵、水、だし、甘味料、酒・みりん、塩・こしょう、酢、醤油、油、味噌、発酵食品、バター、ソース・マヨネーズ・ケチャップ、栄養補助食品、飲料などそれぞれに、オススメがラインアップ。“自分を作るもの”に何を選ぶのかの指針となる。