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「解剖学って何か苦手…」を克服するには?

解剖学って難しい?

ヨガのポーズの練習が深まると、解剖学が気になってくる。どの筋肉を伸ばしているのか、どの筋肉を伸ばすべきなのか、ポーズごとに刺激される筋肉は変わっていくが、いったい今はどの筋肉を伸ばしているのか…。また、効率的に体を動かすためには関節の動き方と名前も知っておくにこしたことはない。

しかし、たくさんある筋肉の名前と位置を覚えるのはなかなか大変だ。日常的に筋肉の名前を使うことはほとんどないので、よく取るポーズの筋肉の名前は覚えられても、「この筋肉を使うポーズを挙げて」と突然言われると、すぐに出てこないかもしれない。

 

起始と停止って言われても…

ましてや、起始と停止などを言われた時には、もうまったく手に負えない…最初からお手上げとなってしまう人も少なくないだろう。そもそも、「それを知っていることで何か意味がある?」と思っても不思議ではない。スタジオやオンラインのクラスで、起始や停止まで使ってポーズの取り方を説明することはほとんどないだろう。知らなくてもポーズは取れるからだ。

でも、それを知っていると、実はポーズがぐんと変わるのだ。では、実際にどう使えばいいのだろうか?

起始と停止とは何のなのか? ヨガで解剖学を知っていたほうがいい理由は何なのか?

 

『Yogini』Vol.84の特集の監修をしてくれた、元理学療法士の山本晴子先生に、本誌の解剖学担当・ハセヒナコが質問。わかりやすい対談を行った。

今回はその前編。ゆっくりご覧あれ。

 

動画はこちらから。

https://youtu.be/5WCkeIaE64s

 

山本晴子

ヨガインストラクター・理学療法士・パーソナルトレーナー・スイミングインストラクター。長年、理学療法士として病院に勤務し、様々な疾病のリハビリテーションに従事。自分自身も年齢に合った最良の生き方をしたいと思いヨガを実践中。現在はヨガ指導の他、解剖学講座や介護予防分野での椅子ヨガも行うなど、赤ちゃんからシニアまで幅広い年齢層の健康と運動に関わっている。プライベートでは3児の母親である。

■ RYT200取得

■ 医療系国家資格理学療法士免許取得

■ 乳がんヨガ指導者養成講座修了

■ 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育科)(更新講習未受講)