雪で遊び、雪を学び、人を育み、ヨガで整える「YUKIIKU TOUR」へ
Contents
雪を遊びヨガを満喫する
「SBY」が提案する、雪で人を育み、自然の体験するSNOW&YOGAの旅「YUKIIKU TOUR」。自然の中で子どもも、大人も心を真っ白にして遊び、学び、人と触れ合う時を過ごす。北海道を代表する雪育エキスパートのスキー＆スノーボーダーはもちろん、2023年はヨガ講師にエドワーズ壽里さんを迎えて開催。思い出に残る大切な時間となった。
雪のエキスパートが教える「YUKIIKU」
雪で木々が白く化粧し、その白い木々がたくさんある白い森や山の姿、雪が積もった平原が続く姿。SNSではいつでも見られるし、珍しくもが、リアルなそのシーンはとても神秘的だ。寒さが体に伝える感じ、からっと乾いた湿度とにおい、踏んだ時の感触、空気と音が澄んだようなあの感覚。そういうものは、リアルからしか感じられない。白く美しい雪の世界に、実際に訪れ、その中で五感をフルに使って過ごすことの素晴らしさを、大人、子ども関係なく体感できることがこのツアーの醍醐味だ。
ツアーが行われたのは2023年の3月。
雪遊び、雪山ステイ遊び、そういう「遊び」を楽む
遊ぶことに対して貪欲で、「遊ぶ」の意味を学びながら子ども時代を過ごし、大人になった企画プレゼンターや、スキーやスノーボードのエキスパート達がクリエイトして構成されるツアー。だからこそ、子どもも大人も本気で楽しめる。子ども達は大人が楽しんでいる中に入ることで、遊びながら学んでいく。これは欧州のクラブスポーツカルチャーでも常に行われているスタイルだ。
ツアーではスキーもスノーボードも年齢も関係なく、レベルを分けて、とにかく滑って楽しむ。初心者や初めて雪遊びをするキッズには滑り方を教えても、それなりに滑れる人達はどんどん滑る。スキー教室や合宿ではない。雪遊び、雪山ステイ遊び、そういう「遊び」を楽しめるのだ。
雪遊びの中にヨガを組み込む
雪遊びを体感し、しっかりと体を使う時間の中で、ヨガを取り入れる。静かに体の隅々を伸ばし、呼吸に意識を集中させて、自分の中に意識を向けて、自らを整えていく。普段は神奈川県の湘南界隈でさまざまなシーンにヨガを提供している「SBY」だからこその組み合わせ。2023年のツアーではエドワード壽里さんがヨガ講師を務めた。冬は時間を見つけたらスノーボードに行くという彼女も雪の時間を満喫し、ヨガを提供していた。施設敷地内にある開放的な巨大プール「ミナミナビーチ」での早朝ヨガは、朝の光が水を照らし透明な空間を作り出していた。子ども達のヨガを真剣に取り組む姿がとてもかわいかった。
雪の中で、そしてヨガで五感や感性が育まれていく
雪を軸として大人も子どもも、自然や環境、そして人間としても少し成長させられるのがこのツアー。スキーやスノーボードといった雪遊びをするための環境には、日常にはない雪のシーンの文化と時間が広がる。「星野リゾート リゾナーレトマム」のようなスノーカルチャーを大切にしたホテルに滞在し、食事したり、暖炉の側に身を置いたり、雪が降る姿をただ見るだけで、五感や感性が育まれていく。さらに子ども達にとってはツアーならではの少しの団体行動をファミリーで楽しむことや、初めて出会った子や大人とのコニュニケーションも味わう。雪を通して、親と子が、それぞれの中で育っていく何かを感じられるそんなツアーだ。
サスティナブルな製品をデザインする「Cotopaxi」がサポート
2023年のツアーをサポートしてくれた「Cotopaxi」は今大注目のブランド。生産工程に常にエシカルな考え方を用い、サスティナブルな製品のデザインを行い、収益を寄付するなど行っている。最終日には、少し大きめのキッカー（ジャンプ台）を作って、アクションを競う大会が行われた。コース横にはDJブースも併設され、音響もこだわる。怖がりながらも、果敢に攻めるキッズ達の挑戦心に感服。
北海道を代表するスキーとスノーボードのエキスパート達がインストラクターという感じではなく、誘導という意味のファシリテートをしてくれるこのツアー。各界の競技やレースなどでしのぎを削ってきた知る人ぞ知るプロ達。雪を通して「酸いも甘いも」を経験してきた大人達から伝わってくる雪の楽しさや美しさや尊さといったものが感じられる。ツアーの夜に行われたミーティングでは雪のこと、自然のことも教えてもらえる。また、ヨガ時間も2回ほどあり、呼吸を大切にしながら、丁寧に動くヨガクラスを楽しんだ。
今後のツアーのお問い合わせは