
思いやりと慈しみが詰まった「愛の言葉」
多くの偉大な先人達が「慈愛」について説いてきた。触れるだけで心が温まる愛の言葉を今回は紹介していく。
毎日の生活の中で忘れかけていた、自分の中にある大切なものを思い出せる言葉を自分の胸の中にとどめておきたい。
*マハトマ・ガンディ
Contents
- 1 「暴力は、何も解決しません愛、お互いを信頼する心、理性が問題を解決します。みんなが共存することが大切なのです」
- 2 「軽蔑は軽蔑を招き暴力は暴力を生みます。立場を利用した弱い者イジメは私達全員の敗北です」
- 3 「子どもの夢を否定すること以上の暴力はない」
- 4 「発展は、幸福と対立するものであってはいけないのです。人間の幸福、地上の愛、人間関係、子孫の養護、友人を持つこと、基本的必需品を持つことに、寄付するものでなければならないのです」
- 5
- 6 「まさに幸福こそが、私たちが持っている最も大切な宝なのです。私たちが環境のために戦う時には、最も大切な環境の要素は、人間の幸福と呼ぶものであることを忘れてはならないのです。」
- 7 「汝の敵を愛せよ」
- 8 「気永に周囲を愛して御生活下さい」
- 9 「我々は、人生のどの段階においてもヤマ(外面的な道徳律)を用いて最善を尽くす。だが、道徳律の質を本当に向上させようと思うのなら、自己を純化する以外に方法はないのである」
- 10 「本当の勇気とは報復しないことではないか。暴力の連鎖を断ち切ることではないか」
- 11 「献身奉仕する人の魂は清らかで心と感覚は統御され、すべての生物を愛しまた愛される」
- 12 「客観的になるということは、自分の周りの人が何をしていても、他人がどうあろうとも、彼らや彼女のあるがままを認めることができるということなんだ。優しさ、広さ、大きさ、慈しみ。そんな、大きなハートで世界を受け入れること。ゆとりを持って世界をみることができること。その心と態度のことを、本当は客観的というのだよ。それは、慈悲に他ならないだろう?」
- 13 「神があなたたち一人ひとりを愛するように、互いに愛し合うようにしなさい」
- 14 「私たちは皆、お互いをどんなに大事に思っているかを見せるべきだし、また、その過程で自分自身を思いやるべきだわ」
- 15 「愛の必要性が、人間存在の根源に関わっているということは、人間の存在がそれほどまでに他者の助けに依存しているからです。ですから私たちは、他者の幸せに対する誠実な責任感と真摯な関心を持たなければなりません」
- 16
- 17 「愛という武器で闘う」
- 18 「生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく」
「暴力は、何も解決しません愛、お互いを信頼する心、理性が問題を解決します。みんなが共存することが大切なのです」
知ってるつもり?!「21世紀への伝言非暴力・非服従」
日本テレビ2000年2月6日放送/製作:藤村賢志
*メリル・ストリープ
「軽蔑は軽蔑を招き暴力は暴力を生みます。立場を利用した弱い者イジメは私達全員の敗北です」
「第74回ゴールデン・グローブ賞受賞式字幕版」AXN2017年2月25日放送
*カイラシュ・サティーアーティ
「子どもの夢を否定すること以上の暴力はない」
2014年「ノーベル平和賞」授賞式のスピーチ
*ホセ・ムヒ カウルグアイ元大統領
「発展は、幸福と対立するものであってはいけないのです。人間の幸福、地上の愛、人間関係、子孫の養護、友人を持つこと、基本的必需品を持つことに、寄付するものでなければならないのです」
「まさに幸福こそが、私たちが持っている最も大切な宝なのです。私たちが環境のために戦う時には、最も大切な環境の要素は、人間の幸福と呼ぶものであることを忘れてはならないのです。」
『国連持続可能な開発会議』におけるウルグアイ、ムヒカ大統領のスピーチ(日本語訳)」
「小さな資料室」資料514http://www.geocities.jp/sybrma/
*イエス・キリスト
「汝の敵を愛せよ」
新約聖書『マタイ』5章44節
*太宰治
「気永に周囲を愛して御生活下さい」
『太宰治の手紙』太宰治著、小山清編/河出書房新社
*B.K.S.アイアンガー
「我々は、人生のどの段階においてもヤマ(外面的な道徳律)を用いて最善を尽くす。だが、道徳律の質を本当に向上させようと思うのなら、自己を純化する以外に方法はないのである」
B.K.S.アイアンガー著、柳生直子監訳/白揚社
*坂本龍一
「本当の勇気とは報復しないことではないか。暴力の連鎖を断ち切ることではないか」
朝日新聞「私の視点」(2001.09.22.)
*『バガヴァッド・ギーター』第4章第7節
「献身奉仕する人の魂は清らかで心と感覚は統御され、すべての生物を愛しまた愛される」
『バガヴァッド・ギーターあるがままの詩』プラブパーダ著、クリシュナ意識国際協会日本支部訳/クリシュナ意識国際協会日本支部
*スワミ・ダヤーナンダ
「客観的になるということは、自分の周りの人が何をしていても、他人がどうあろうとも、彼らや彼女のあるがままを認めることができるということなんだ。優しさ、広さ、大きさ、慈しみ。そんな、大きなハートで世界を受け入れること。ゆとりを持って世界をみることができること。その心と態度のことを、本当は客観的というのだよ。それは、慈悲に他ならないだろう?」
「YOGABOOKSブログヨガ哲学の旅|向井田みお心を磨くYogaと瞑想1」https://yogabooks.jp/
*マザーテレサ
「神があなたたち一人ひとりを愛するように、互いに愛し合うようにしなさい」
『マザー・テレサ語る』ルシンダ・ヴァーディ編、猪熊弘子訳/早川書房
*プリンセス・ダイアナ
「私たちは皆、お互いをどんなに大事に思っているかを見せるべきだし、また、その過程で自分自身を思いやるべきだわ」
「ELLEONLINE」よりTranslation & Text NAOKO OGATA
*ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ
「愛の必要性が、人間存在の根源に関わっているということは、人間の存在がそれほどまでに他者の助けに依存しているからです。ですから私たちは、他者の幸せに対する誠実な責任感と真摯な関心を持たなければなりません」
公式ウェブサイトメッセージ「慈悲の心」
*マーティン・ルーサー・キング
「愛という武器で闘う」
『マーティン・ルーサー・キング:非暴力の闘士』黒㟢真著/岩波新書
*ネルソン・マンデラ
「生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく」
『自由への長い道―ネルソン・マンデラ自伝〈下〉』ネルソン・マンデラ著、東江一紀訳/NHK出版
強さの根源、愛を育てる
どの言葉も力強く、胸に響く。ヨガにおいては八支足の最初はヤマ、そのヤマの中でも一番目に登場するのが「アヒンサー」、つまり非暴力だ。これらの言葉に共通している非暴力、そしてその根底にある愛は、どんな暴力的な武器よりも力がある。
ヨガを実践する私達が一番大切にしなくてはいけないのは、他人に対して、そして自分自身に対して非暴力を貫くという姿勢だろう。
これらの言葉のうち、どれか一つだけでも心に深く刻むことで、その姿勢を忘れずにいたい。
文=Yogini編集部