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YOGA WORKS Vol.14  人と自然がともに生きる社会を目指してヨガワークスができること

かつての日本人は自然に畏敬の念を抱き、他者とともに生きていた。ところがテクノロジーの発達とともに、現代人は真逆の方向に向かいつつある。今こそ立ち止まり、自分を取り巻く環境に感謝したい。

 

調和の取れた社会のために思いやりの心が必要

 

特殊な地形がゆえに、日本人は昔から自然災害と隣り合わせの暮らしをしてきた。

 

自然は人間を超えた存在であり、自分達ではコントロールできないもの。そのため、人間も自然の一部となり、人と自然、社会が共生することで、調和の取れた世界を保ってきた。

 

「ところが現代の人々はいかがでしょう。便利な生活と引き換えに、他者や自然を思いやる気持ちが薄れてきている気がします。時間の進むスピードも早くなっているせいか、人の意見に耳を傾ける余裕がなくなり、自我が強くなったり、自分自身を見失っている人が少なくありません。日本人が本来あるべき姿とは真逆を向いている人が多い気がしますね」と語るのは『ヨガワークス』代表の綿本哲氏。

 

同社では、2003年の創業以来、ヨガを通して自己を見つめ直すきっかけを提供し、よりよい社会の実現を目指してきた。また、私達の暮らしに不可欠な豊かな自然を少しでも守るために、2009年からは「カーボンオフセット」の仕組みも、ヨガマット生産時に取り入れるようにしている。

「カーボンオフセット」とは、モノやコトを生産する際に排出されるCO2に対し、別の場所・別の人が行う「温室効果ガス削減事業」へ出資することで、排出量を埋め合わせ(オフセット)するという考え方。今でこそSDGsの観点から取り入れる企業が増えているが、『ヨガワークス』は年前から早々に、自社の製品の製造・輸送時に活用している。

 

「定番商品のヨガマット3.5mmと6mm、モリの3商品が『カーボンオフセット』の対象となっています。それぞれ生産時にやむを得ず排出されてしまうCO2と引き換えに、2008年から3年間はインド南東部のバイオマス発電システムを、2012年からはザンビアの森林破壊を防ぐ調理用コンロ普及プロジェクト、2015年からは南米エクアドルの家庭で白熱電灯から電球型蛍光灯に置き換える省エネプロジェクトを支援しています」(綿本氏)

 

さらに日本乳がんピンクリボン運動などのチャリティプロジェクトにも積極的に参加。「女性達が輝いていると、社会も明るくなるのです」と綿本氏。どんなきっかけでもいい。『ヨガワークス』の商品を媒体に、自分や他者を見つめ直す時間をぜひ作ってほしい。

 

 

ヨガワークスが進めるカーボンオフセット

カーボンオフセットによるCO2削減量の一例)ヨガマット3.5mm=1枚あたり800g、ヨガマット6mm=1枚あたり1200gそれぞれCO2をオフセットしている。 身近なものに例えるなら… 夏場のエアコンで部屋を1度下げるために必要なエネルギーに換算すると800gでは66時間分の削減効果(24時間稼働で約3日分)。 1200gでは103時間分の削減効果(24時間稼働で約4日分)に相当する。

 

Point1:できる限り日本での物づくりに切り替えています

海外からの輸入商材は輸送時にCO2を大量に排出してしまうため、エコの観点からできる限り日本で製造。現在、ヨガザフ、ボルスター、サンドバッグ、ヨガブランケットがメイドインジャパン。

 

Point2:カーボンオフセット対象マットを設備導入のスタジオに「Co2削減証明証」発行サービス開始

 

英国グラスゴーで開催されたCOP26でも、ジョンソン英首相が「もう時間がない」と述べたように、温室効果ガス削減に対し、万人が協力する必要性が迫られている。ヨガ業界も脱炭素社会に協力しようという思いから、ヨガワークスでは、取扱店専用サイトで購入した「施設向けカーボンオフセットヨガマット」に対し、証明証発行サービスを開始する。

 

(左)ヨガマット6㎜¥4,620 カーボンオフセット:CO2 1200g相当分(中)ヨガマット3.5㎜¥3,520 カーボンオフセット:CO2 800g相当分(右)ヨガマットモリ¥4,620 カーボンオフセット:CO2 800g相当分

カーボンオフセットマットはこの3種類。カラフルなバリエーションで気分も上がる人気マットシリーズだ。また、欧州の玩具の安全性について定めた規格「EN-71」のPart3に基づき、厳しく検査された安全商品でもある。マットから始めるエコ生活、始めてみない?

 

ヨガワークス詳細はこちら!

問い合わせ:☎0120-924-145

 

 

写真=ヨガワークス構成 文=長谷部美佐