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【動画】ハンディキャップヨガは人の可能性を引き出す

競争相手は昨日の自分

 

2021年夏に行われた「東京パラリンピック2020」。多くの人が初めて見る競技に釘づけになったことだろう。かくいう私(編集部オーシマ)も、テレビにかじりついていた。パラリンピックを見ていた時に出てきた言葉は「カッコいい」だった。いわゆる個人の感想だが、パラリンピックは自分自身の可能性を最大限引き出すことが主で、他者との競争はその後にくることのように思えたのだ(もちろん選手の皆さんにとってはそうではないだろうが)。つまり、闘っていた相手は「自分自身」だったのではないだろうか。

 

自分を超えることが目標

 

自分自身との闘い、結局、人はこれができないと成長しないのだと、ヨガをしていると思い知らされる。いつも、問題の根本は自分にあり、成長を阻むものは自分の中に横たわっている。そして、自分でそれを見つけ、超えられた時、自分史上最高のパフォーマンスができる。それは最高に生き抜いている瞬間ではないだろうか。

 

 

自分が一番気持ちいい状態

 

峯岸道子先生が長年指導しているハンディキャップヨガは、まさに個人のパフォーマンスを引き上げるヨガだと思う。それぞれの個性を引き出し、それぞれが一番気持ちいい状態に導くために、ずっと寄り添っていく。まさに、寄り添っていく。

 

一緒に呼吸し、癒やされていく

 

ハンディキャップヨガのクラスを取材した時、参加者の呼吸が変わること、表情が変わることの喜びがとても大きかった。一緒に呼吸し、一緒に笑顔になり、一緒に癒やされていく。だれかと比べるのではなく、だれかができるからやるのではなく、その人の持つ可能性だけにフォーカスを当てて、それをどこまでも信じているからこそできるヨガだった。だからその場にいるだれもが気持ちいいエネルギーに包まれていく。

今回の峯岸先生のインタビューは、『Yogini』Vol.81に掲載された記事に基づき、そんなハンディキャップヨガの可能性について聞いている。ヨガってステキだなって、心の底から思えるのではないだろうか。

 

配信はこちらから。

https://youtu.be/RNXLC41WvmU

 

Guest:峯岸道子 

みねぎしみちこ。日本の第二次ヨガブームを牽引。35年以上の指導歴から無限に広がる指導テクニックを導き出し、それらは「峯岸マジック」と称される。ハンディキャップヨガ代表。